ご要望・価格帯に合わせて
工房選びから提案致します。

天然毛を使用した化粧筆を製造する場合、約30以上の工程を経て出荷します。
太さの違う毛の選別・混毛から始まり、「コマ」と言われる木型に毛を入れ、穂先を整えます。それを束ね、無駄な毛を取り、軸と接着をします。
単純に見えるこの作業は、熟練した職人しかできない非常に難易度の高い技で、習得するまで何十年と必要をされています。それを一本一本手作業で行い仕上げます。美しく整った、肌あたりの良い化粧筆は妥協のない工程で生まれます。

品質について

化粧筆は直接肌に触れるものなので、特に品質にはこだわっています。用途・予算・ターゲットに応じた製品作りの中で品質を保つため、長年の実績で培われた技術と目で厳選した原材料を調達し効率よく製造します。
検品・管理にも注力しており、長年におけるお客様の信頼は、品質の良さから生まれ引き継がれています。

技術について

穂先

お客様の用途により、さまざま大きさや形・柔軟性などが求められます。美しさを作り上げるための重要な部分です。
弊社では主に天然毛にこだわり、広島熊野の化粧筆を中心に職人が一つ一つ手作りで穂先を作り上げています。
また近年では人工毛の需要もあり、使う方の用途に合わせ最適な毛をご提案し製造しています。化粧筆の種類一つで、メイクの発色も付き具合も変わってきます。長年の経験が必要とされる穂先の生産は弊社の要となります。

軸

軸の原料は、天然木をはじめ、合成樹脂を使用したものも製造しています。お客様に満足していただける機能性と、毎日のお化粧に喜びを感じることができるデザイン性の高い軸を開発・製造しています。

ろくろ加工

化粧筆は、熟練した職人の手で何十もの工程を経て完成します。
その工程の中でも特に技術が必要なものの一つに「ろくろ加工」というものがあります。これは、化粧筆の軸を必要な太さに削る作業を言います。
軸をろくろで回転させ、そこに刃先を当てて軸の表面を削り成形します。化粧筆の用途やデザインに応じ軸を成形する「ろくろ加工」は創業当初から培ってきた技術の賜物です。